不動産投資と発想の必要性

徒歩30分・木造ボロアパートが「意外と満室なんです…」の謎（幻冬舎ゴールドオンライン） - Yahoo!ニュースを読んでの感想です。私自身は不動産投資に興味を持っており(購入した事はありません)、多少勉強もした元不動産関係勤務ですが、不動産投資をゴリ押しするものではありません。

ご自身で考え、他の人の意見を聞き、専門家の意見も聞いて判断して下さい。

記事の詳細はヤフーを見て頂くとして、

【記事は松本 俊人著『「ワケあり物件」超高値売却法』からの抜粋】

駅から30分離れた6室の古い木造アパートの話だったのですが、まあ当然リフォームはするとして、その他に、各部屋に電動自転車を設備として購入し、駅の駐輪場も家主負担で部屋数分借りて募集をすると、すぐに満室になりその後売却して利益が出たという内容でした。

古い建物というだけなら、対策としてリフォームというのは誰でも思い付きますが、古い建物で駅からも遠いとなると、リフォームだけでは足りないので、そこで考える事を止め、安易に検討の選択肢から外してしまっていました。

リフォームの他に思い付く対策としては、地場の不動産会社を回り、顔を合わせて物件の説明をして募集を依頼するとか、フリーレントや初期費用の減額など金銭的な条件を優遇するといった従来の対策しか思い付きませんでした。

駅から遠い物件を紹介する時に、「自転車を使えば問題ないですよ」とはよく聞きますし、実際に私も言った事があるのですが、それをお客さんが用意するのではなく、家主が用意するという発想が出来ませんでした。

その提案をしても家主が受け入れるかは分からないですし、今回の電動自転車導入の話も長く通用するかは分からず、実際に筆者も満室にして売却して利益を出しています。

ただ、電動自転車の導入は金額的にそこまで大きくないですし、毎月の駐輪場代も家賃に含まれていても、お客さんは設備が用意されている事にお得感と親切な印象を受けます。そう考えると貸家業という事業の投資としては、十分に回収可能性があるのではないでしょうか？

そして、実際にやるやらないは別にして、そういった発想を捻り出すことが重要だと思いました。特に私みたいに中途半端に経験と知識があると、思い込みで決め付けて考えることをやめてしまうので、不動産の話に限らず、柔軟な発想が出来るように頑張りたいですね。

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